ホームドクター(かかりつけ医)とホームケア

パパの育児参加

子どもの突然の病気の時にやることはパパのやることはただ一つ!それは「ママのサポート」です。

パパはなるべく早く帰宅して、子どものケアで手一杯のママん代わりに家事や食事などを行いましょう。

子どものケアと同じくらいママのケアも大事にしましょう。

共働きの場合は子どもの病院への付き添いはどっちが行くか決めておく必要もあります。

夜中に救急受診しなきゃいけない場合は、「連れて行かなきゃいけない?朝まで待つべき?」という判断を迫られます。

パパはママから相談されるでしょうから、そんなときに「そんなに心配なら救急車呼んでいきなよ」なんて言ってはいけません。

小児救急電話相談事業(#8000)に電話をして相談するのもいいと思います。

近所の休日・夜間診療を行なっている医療期間を調べてくと、いざというときに慌てずにすみます。

ホームドクターの選び方

  • 自宅からのアクセスがいい
  • 自転車置場や駐車場がある
  • スマホ予約ができるなど、待ち時間対策が充実している
  • パパ・ママの話をしっかり聞いてくれる
  • パパ友・ママ友の口コミがいい
  • 看護師や受付の対応がいい
  • パパ・ママの健康も考えてくれる

子どもが病気になったときに診てもらえるホームドクターを決めておきましょう。

決め方の一番のポイントは「アクセス」です。何度も通うことを考えれば、近い方がおすすめです。

ドクターの人柄と医療に対する考え方がパパやママと合っているかも大事です。

ホームケアのポイント

子どもの様子がいつもと違って辛そうなとき、適切なケアのやり方を知っておくと、少し安心できます。

  • ネットの情報は要注意!

ネットは便利ですが、情報の真偽は誰もチェックはしてません。育児書や子どもの病気の対処法の本をリビングに置いておきましょう。

  • 「なんとなく変?」を大切に

パパとママの「なんとなく変?」はよく的中します。気になった症状はスマートフォンの写真や動画などに記録しておきましょう。

  • 数字よりも様子で

いつもより機嫌はどうか?食欲や水分はとれているか?などの情報は数字より大切です。

  • 落ち着いて対処

けいれんやけがなど、突然の出来事には、まずパパがママに「大丈夫!」と伝えましょう。冷静になることが一番のリスク回避です。

症状のケアと受診の目安

すぐに受診するか、ホームケアでOKなのかの判断できるようになりましょう。

発熱

  • 大丈夫!

高熱でも一人遊びができたり、食欲があれば、夜中に受診しなくても大丈夫

  • すぐに病院へ!

微熱でも、ぐったりしたり、水分も取れないようなら、すぐに受診しましょう

咳が止まらない

  • 大丈夫!

まずは鼻水吸い器などで鼻を吸ってみる。多くの咳は、鼻水が喉に垂れ込んで起こっていることが多い。

  • すぐに病院へ!

肩で息をしている、泣き声がいつもと違う、ケンケンやピューピューした咳が続いているときは早めに病院へ受診しましょう。

鼻水・鼻づまり

  • 大丈夫!

鼻をかめないうちは、積極的に鼻を吸いましょう。

鼻吸いはスポイト式ではなくて、吸うタイプのものがおすすめ。

嫌がる子も多いのでパパの出番!子どもが泣くと喉の奥まで気道が通るので、鼻水が取りやすい。

  • すぐに病院へ!

鼻水の薬(抗ヒスタミン薬)は眠気やひきつけを引き起こす原因になる。

下痢・嘔吐がとまらない

  • 大丈夫!

水のような下痢が1日に何回も起こるようであれば、ウイルス性胃腸炎の可能性があります。まずは水分をしっかりと与える。母乳やミルクは薄めずに与えましょう。

油っこいものや固いもの(お菓子やパンなど)は避ける。

周囲にうつることも多いので、よく手洗いを。胃腸炎のウイルスの中にはアルコール消毒が効かないものもあるため、石けんでしっかり洗いましょう。

  • すぐに病院へ!

水分がとれない場合はすぐに受診しましょう。

便秘

  • 大丈夫!

2、3日便がでなかった場合も、まとめてたくさん柔らかい便がでて、体重も順調にふえているなら大丈夫。

お腹を優しくさすったり、果汁を与えたりしてみてください。

離乳食が進んでいれば野菜も大切。

  • すぐに病院へ!

便をするとき、いきんで苦しそうになったり、肛門が切れたりする場合は、便秘として対処

それでも続くようなら、綿棒にオリーブ油などをつけてお尻の穴をくすぐる綿棒浣腸を試してみてください。

全身に発疹

  • 大丈夫!

発疹だけの場合は冷やすと楽になる。部屋を涼しくして、冷たいタオルなどをかゆうところに当てる。

お風呂は控えましょう。

  • すぐに病院へ!

発疹と同時に、呼吸が苦しい、お腹を痛がるなどの症状がある場合はすぐに受診してください。

重症のアレルギー反応(アナフィラキシー)の可能性を考える。

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