子どもにとって「遊ぶこと」がなぜ大切なのでしょう。
遊ぶことが大切な3つの理由
- 自律的に行動する力が育つ
- 他者との関係性を調整する力が育つ
- 社会と相互に関わる力が育つ
3つの理由がありますが、一番は子どもが楽しそうに何か「夢中」になっているとき、そこには「一生懸命に今は生きている」姿があります。
遊ぶことは人が主体的に生きるということになるのです。また、夢中になっているときにこそ、学習効果も高まると言われています。
子どもには子どもの世界が広がっています。
砂場で遊んでいたとき、今まで手で砂をいじっていたのに、スコップという道具に気づいてスコップで何度も何度も砂をすくう姿に変わります。
これは、スコップという道具を見つけ、繰り返し使うことで道具を上手く使える自分になれたことを確認している姿です。
一見して、大人から見たら「何やってるのかな」と思うこともあるかもしれませんが、子どもは夢中になって自分の世界を広げている最中です。
自分で世界を広げることは、親が願う、子どもの自立への第一歩です。
こんなとき、一緒に世界を共有してくれるパパやママや子どもにとって、最強の味方になると思います。
遊びから子どもの自己肯定感を高めよう
日本の子どもたちの自己肯定感は平成25年度の内閣府の調査によると世界平均よりも低いです。
子どもが、自らの興味や関心を広げて遊んでいる姿を見守ってあげ、親が子どもをありのまま認めてあげることが子どもの自己肯定感を高めていける方法になります。
ありのままを受け止められた経験をもつ子どもは、ありのままの他者を受け入れることができるようになります。
遊びべたなパパが子どもと遊ぶコツ
- 子どもが見ている世界をよく観察
子ども達は自分の身の回りからさまざまな刺激を受けて遊びます。その刺激が何なのかを観察すると、子どもが何を楽しんでいるかわかります。
- まずは面白がってみよう
子どもが楽しんでいることをパパも一緒にやってみましょう。そして子どもが笑顔になったとき、一緒に笑ってみましょう。そうすれば、子どもの世界が見えてきます。
- 遊ぶのは子どもです
大人立て好きなことは自分で選びます。子どもだってそうです。自分で選んだものに向き合って遊びたいのです。子どもの選択を尊重しましょう。
- 自分が楽しめることに巻き込もう
パパが楽しそうにしている姿が刺激となって、子どもも興味をもつかもしれません。楽しさのプレゼンするのみ遊びを楽しむコツです。
- パパが手と心を動かそう
子どもは大好きなパパをよく見ています。
パパがたくさん手を動かせば、その手からは必ず何かが生まれます。パパ自身が手と心を動かしてることが子どもは嬉しいのです。
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